背景

グルメサイトが起こした最大級の事件

今や飲食店探しの必須ツール、グルメサイトについて

何処か良いお店はないか、そう思って利用するグルメサイト。筆者もそうだが、頻繁に利用、あるいはお店探しの参考にしている。情報過多ともいえるこの時代、ネットを駆使してそこまでのことも出来るようになっていますが、問題点も当然あった。このサイトはそんなグルメサイトについて考察・言及していきます。

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いつぞやで起きたあの話題

さてここからは少しばかりネガティブな話題を提供していきたい。決まって一番、筆者だけでなく一度でもグルメサイトを利用したことのある人は、大抵注文した内容と違っていたと感じるケースは多いでしょう。実物で見るものと違うというのは料理はもちろん、人間でもよくある話だ。写真で全てを判断しなければならないため、グルメサイトでいかにキレイに撮影されていても、訪れてみたらイメージと乖離していたという点は、やはり飲み込まなくてはならない案件といえます。

グルメサイト最大の難点を上げるとするなら、『写真と実物とのイメージ差をどこまで許容できるか』が焦点だ。インターネットを利用しているなら誰もが直面する問題とも言えるが、あまりに杜撰でこれはどう言い繕っても弁明しようがない事件が一件起こった。今から6年ほど前、まだ東日本大震災が起こる前の話題で迎えた2010年の年末から2011年の新年にかけて巻き起こった、この問題を取り上げて見る。

デリバリーおせち問題

問題が起こったのは年末年始の時期、この時期になると方々で忙しく年越しと年明けに備えた準備が行われます。自宅で一番のメインイベントとして行われるのが、正月時期に食べられるおせち料理などもある種のイベント事に当たります。昔ながらに全部作っているという人もいれば、もう面倒だからとデリバリーで済ませてしまおうという人も多い。この頃にはおせち料理を無理に作らず、有名店が数量限定で販売しているものを購入するのが日常的になり始めていた。筆者の母も、簡単なものしか作らないから適当で良いよねとあっけらかんに言ってくる。父は納得しないのだが食べられるものなら、なんだっていいという雑食系な個人に言わせればもう何でも良かった。

おせち料理くらいは贅沢なものにしてみたい、そう考える人も少なくなくなったころには飲食を通販で購入するのも恒常的に行われていた。その一環として食べログから販売された、某店舗のおせち料理が一時期話題騒然といえるほど、SNSなどのネット上で注目を集める。何が凄かったのかというと、通常価格20,000円はするおせち料理がクーポンを利用すれば半額の10,000円で購入できる点もあった。しかしそれ以上に戦慄すら感じさせる一件が直後に起こったのだ。

衝撃を受けたどころの話ではない

おせち料理の中身は全三段の計30品以上で作られた豪華なものだった。ネット上で見た人は、これが10,000円で購入できるというなら作らなくてもいいと考え、こぞって注文を行った。結果、注文は殺到して計500セットほどの売上を記録した。まさに大ヒットといえる利益を生み出しますが、届けられた中身を見て言葉にならない怒りを覚えた人も多かった。それも仕方がない、なぜなら届けられたおせち料理はとてもではないが、写真とは比較にならないくらい杜撰で料理と呼べるものではなかったのです。

業務用に加工された食材を丸々詰め込み、写真では隙間がないくらいに充実したものが蓋を開けてみればスカスカだったのです。それだけではありません、生物が多数入っているにも関わらず、届けられた際にはクール便ではない普通便で宅配されたせいもあって、一部の食材が腐っていたのだ。おまけに食材の一部が実際には全く別ものという、食品偽装までしている始末。もはや言うに及ばずひどすぎるおせち料理が届けられたと2011年初頭からニュースでも話題に上がってしまいます。

数件どころではない

この問題のひどいのは、こうしたひどすぎる中身のおせちをあたかも届けられた人が、大勢いたという結果だ。おまけに共通しているのが、中身のほとんどが腐りかけているという点まで似ている始末。中には良質な物が届けられたという人もいることにはいるのだろうか。話題になりませんでしたが、大半の人がこんなので納得できるかと怒り心頭だった人も多いはず。

問題が起こりそうだった

後に調べでわかったのがおせちの注文数が予定以上に多く、対応しきれなかったという事実を販売元は明かしている。またそれ以外にもお粗末で、とてもではないが飲食業を営む人間は考えるような営業スタイルではない、という問題もあった。筆者は学生時代から頻繁に飲食業に足を突っ込んでアルバイトをしてきたが、この販売元が起こした不祥事も笑えないと思いつつ自業自得だといった意見を持った。飲食業は身近なものの中で一番関わりが深い、それと同時に仕事とするなら守らなければならない矜持もある。